ザ・チャリス・ウヱル(イギリス〕
イギリス、グラストンペリーの町。ここは「最後の晩餐」
に使われた聖杯を携えたヨセフが、聖徒11名を連れて
やって来て教会を建て、それがイギリス初の教会
となったという伝説の場所です。
現在はクラストン
ベリー・アビーとして、僧院の跡が残り、公園として整備
され多くの観光客が訪れています。その南東にあ
るチマリス・ヒルの麓には聖杯を埋めたといわれる場所
から出る泉「ザ・チャリス・ウェル」があります。

ここの庭は、水音と共にゆっくリと時間が流れ、カッ
プルや親子・友人同士が訪れては、そこで美しいガ
ーテンを眺めながら会話を楽しんだり、鉄分を多く
含んて赤く見える「伝説の水」を飲んだり、足浴をし
たりと、思い思いに庭を楽しんでいました。

その日は、ここで結婚式も執り行われたと聞き、伝説の庭
はすぺてを受け入れて<れる「ヒーリングガーデ
ン(癒しの庭)」なんだなと感じました。またこの地は、
5世紀に活躍したといわれているアーサー王が、妃
グネビアと共に葬られている墓があることでも有名
です。